エロスの限界

生まれ持った色香と、生活の中で身に付く色香がありまして。
前者は衰えていくのだけれど、後者は果てしなかったりする。
結局のところ、若者より老人がエロかったりする。
人生は歳を重ねる毎に豊かになり美しくなり妖艶になるべきなのよ。
醜い老人たちは金や名誉や地位などのくだらない俗をたらふく食い散らかした挙句の果てのお姿。
匂い立つ馥郁たる色香は、身ひとつに纏う薄衣。
エロスに限界なし。

汝、姦淫せよ!