「庭」

終わりのない始まりと始まりのない終わりが
ぽかと口をあけていた
逆に疲れ果て逆に果てしなく元気だったし
今は14歳なのかしら
透明なあの子は皮とチューハイレモンを注文していた
なにをしたってよいのに なにもしてはいけないらしい
めんどくさい
背中が痛い
歩いて行く先は承知の上なのに 明日は明日の風が吹くとは
腐れ性根に気づかない貴婦人と紳士の皆さん
御機嫌よう
どうか近づかないでくださいね
わたしも近づきませんので
風呂と酒と優しい女と綺麗な山と海と川と町と道と  ひと
ゴメンナサイわたしが悪う御座いました
忘れてください 気にしないでください 見ないでください 触れないでください
透明なあの子と遊んでいますから
くだらない つまらない あほらしい メリークリスマス
I don’t know
今日の晩ご飯なにやろぅ
あした晴れるかなぁ
ワシもアンタもみんなも一緒やさかい仲ようできたらええのになぁ
ここはワシの家やしそこはアンタの家や
お互い気ぃ使うわなぁ この世に客に来たと思たらええがな 気ぃ使うんもしんどないで
自由な庭で座っていたい


ガリガリ君ヨーグルトうまいわぁ〜