落語考。

60代のマスターと20代の彼女が二人で営むバーがありました。

漫才師のボタンさんや、落語家の文枝師匠が常連さんでした。

おふたりとも、粋でイナセで色っぽいお方でした。

呑んでる姿をみているだけで刺激チクチクです。

ご厚意で文枝師匠の高座を拝見する機会に恵まれました。

所作や目つきや声色にゾクゾクしました。

それから、落語を含む江戸文化に心酔しております。

江戸の粋に憧れます。

例えば、幇間(タイコモチ)。

大店の若旦那をヨイショしてコバンザメ的にヒョイッと世を渡るひと。

最後の幇間、悠玄帝玉介師匠の「タイコモチの遺言」は私のバイブルです。

対極ですが、枝雀さん。

色気も粋も感じません。だだ、痛々しい生真面目さに魅かれます。

生真面目ありき粋や色気は後付けでモテモテおやじ目指します。

↑ 短歌になってる。自分の才能がコワイヨ〜。にゃ〜。


【今日の短歌】

コンニャクは板より糸を好む女(ひと)独り身 三十路 尻振りダンス